●本当の自分を知る
ここに書かれてあることは、宗教ではありません。科学です。良く読んで自殺の愚かさを知ってください。
現代科学は、物質の中にエネルギーが同居していることを認めています。実際に原子爆弾や原子力発電は、そのエネルギーを利用しています。この物質の中にエネルギーが同居している仕組みは、私たちの肉体も同じなのです。
現代科学はまだ解明していませんが、宇宙科学は肉体とエネルギーの関係をすでに解明しております。どのように解明しているかと言いますと、エネルギーには意識と意志と意図があること・・つまりエネルギーには、人格と同じような命格(命核)があることを解明しているのです。
そのエネルギーは、私たちの肉体の中に同居していて、私たちを生かしているのです。つまりエネルギー(命格・命核)が、私たちの肉体を支配し、動かし、働かしているのです。と言うことは、私たちはエネルギー(命格・命核)そのものであると言うことになるでしょう。
現代科学は、脳がモノを考えると言っていますが、モノを考え、言葉を話し、行動司令を出しているのは、エネルギー(命格・命核)なのです。私たちの肉体は、単にエネルギー(命格・命核)の働く道具なのです。ですから本当の自分は、肉体ではなくエネルギー(命格・命核)なのです。
そのエネルギー(命格・命核)は、エネルギー不滅の法則により決して無くなることはないのです。と言うことは、自殺して肉体を破壊しても、エネルギー(命格・命核)である自分は無くならないと言うことです。
ですから、苦しみから逃れたいと思って自殺しても、苦しみは無くなりません。いや、返って苦しみが増すだけです。なぜなら、自責の念で苦しむからです。私は見て知っているのです。自殺して帰った人の苦しい姿を・・・
このように本当の自分は、肉体ではなくエネルギー「命格・命核」なのです。このエネルギー(命格・命核)のことを、意識とか、生命とか、宗教では神とか仏とか魂とか、呼んでいるのです。(以後、エネルギーのことを「命核」と呼ぶことにする)
自殺したいと思っている人へ送る手紙 -1- 自殺したいと思っている人へ送る手紙
●人生の目的
人生の目的は、家族を養うためでも、金儲けするためでも、偉くなるためでもありません。本当の自分知り、本当の自分(命核)を大きくするためです。
この真実を知らないで死んでは、死んでも死にきれません。なぜなら、真実を知らず死んだら、次の生でまた同じ学びをしなければならないからです。それでは今生が、無駄になってしまいます。
世の人々は、物やお金を得るために毎日汗水流して働いておりますが、それは真実を知るための方弁なのです。なぜなら、真実を知るには肉体維持は絶対欠かせないからです。つまり肉体が無くては、あとで述べる人生体験も瞑想もできないからです。
あなたが人生に真剣になれなかったのは、人生の目的が不明だったからではありませんか? あなたが人生に嫌気がさしていたのは、何をやっても虚しかったからではありませんか? あるいは、厳しい、辛い、社会から逃げたかったからかも知れません。もしかしたら、今の苦しい環境(肉体環境・家庭環境・職場環境・学校環境など)に、耐えられなくなったからかも知れません。いずれにしてもそれは、人生の目的や意味が不明だったからです。でも今日あなたは、人生の目的を知りました。今日からあなたは、目を輝かせて生きられるはずです。
形(肉体)に生きようとするから苦しいのです。命核に生きたら苦しいはずはないのです。なぜなら、形(肉体)に生きたら沢山の物やお金がいりますが、命核に生きたらそんなに沢山いらないからです。
いいではありませんか? 学歴が無くても、地位や名誉が無くても・・・どんな仕事に就いていても・・・日々生きられるだけの物やお金があれば良いのですから・・・どんな沢山の物やお金を得たって、死んだら置いて帰らねばならないのですよ!・・・そんな事に人生を使うなど愚かです。さあ、せっかく生まれたのですから、本当の自分を知り、本当の自分を大きくして帰りましょう。何も自殺までして急いで帰ることはないのです。どうせいつか必ず死ぬのですから・・・
では本当の自分を知り、本当の自分を大きくするためには、具体的にどうすれば良いか教えましょう。それは、次の二つのことをすれば良いのです。
自殺したいと思っている人へ送る手紙 -2- 自殺したいと思っている人へ送る手紙
●本当の自分を大きくする方法
一つは、人生体験です。二つは、本当の自分を想う作業です。
一つ目の人生体験は、すでに誰もがやっています。勿論、あなたも今日までやってきました。ですから、特に言うことはありません。ただ、意識してやって欲しいのです。意識してやれば、嫌なことがやってきても逃げないからです。
人間は、嫌なこと、苦しいこと、がやってきたらどうしても逃げてしまうのです。これでは、せっかく命核を大きくできるチャンスを逃してしまいます。なぜなら命核は、嫌なことや苦しいことをすればするほど大きくなるようにできているからです。特に、体を動かせば動かすほど大きくなります。なぜなら、身体を動かすには、強い意思と強い決意が必要になるからです。この強い意思と強い決意が命核を大きくするのです。
さあ、嫌なことがやってきても逃げないで、果敢に挑戦してください。間違いなくあなたは大きく成長します。
二つ目の本当の自分を想う作業とは、瞑想のことです。瞑想とは、得たいモノを想うことです。
私たちは、これまで自分の人生を想いによって作ってきました。命核を大きくするのも、想いによってできるのです。想えば何でも実現するのが宇宙の仕組みですから、瞑想すれば命核が大きくなるのは当然なのです。次のように想ってください。
「私は命核である! 私は命核である! 私は命核である!」
命核は生命であり、エネルギーであり、意識であり、光でもありますから、
「私は生命である!」「私はエネルギーである!」「私は意識である!」「私は光である! 」
と想っても結構です。間違いなくあなたの命核は大きくなります。
このように、本当の自分である命核を大きくするには、社会体験と瞑想の二つを使ってやれば良いのです。
簡単です。
単純です。
難しいことは何もありません。
難しいと言うなら、続けることが難しいかも知れません。
自殺したいと思っている人へ送る手紙 -3- 自殺したいと思っている人へ送る手紙
●本当の自分は永遠に生き通す
宗教で言われている“次の人生”、つまり輪廻転生は本当にあるのです。死んだら終わりではないのです。当然です。肉体が生きているのではなく、意識(命核・生命)が生きているからです。
あなたは今まで、何度も何度も肉体を持って生まれてきたのです。この輪廻転生は、本当の自分を知るまで何度も繰り返されるのです。どんなに逃げても、この輪廻転生の仕組みからは逃れられないのです。なぜなら、今も言ったように、私たちの意識(命核・生命)は永遠に無くならないからです。つまり、今自分と思っている自分(命核)は永遠に無くならないからです。
生きるとは何でしょうか? 形(肉体)を持って生きることが生きると言うのでしょうか? それとも意識で生きることが生きると言うのでしょうか? 良く考えてみてください。形がなくても、自分と思える意識があれば、生きているのではありませんか? 形は必ず消えてしまうのですよ。消える形を自分だと思って生きれば、心配が尽きないのではありませんか? でも、意識は無くならないのですから、意識を自分だと思って生きれば安心して生きられるのです。
繰り返します。
本当のあなたは、永遠に無くならない意識(命核)なのです。
あなたの肉体は、意識(命核)のあなたの単なる乗り物なのです。
どうか、本当の自分が何なのか知ってください。
あなたが昨日まで持っていた、形(肉体)が生きていると言う常識を捨ててください。形(肉体)がなくても、意識があれば生きているのですから・・・
自殺したいと思っている人へ送る手紙 -4- 自殺したいと思っている人へ送る手紙
●苦しい体験が自分を成長させる
たしかに、人生は辛いし厳しいかも知れません。でも厳しいからこそ命核を大きくできるのですから、厳しいことは良いことなのです。
鋼も叩けば叩くほど強靭になるのです。雑草も踏まれれば踏まれるほど強くなるのです。あなたの命核も、厳しければ厳しいほど大きくなるのです。
どうか人生の厳しさから逃げないでください。いつか必ず、あの厳しさがあったからこそ、今の自分があるのだと思える時がきます。
今日あなたは、人生の意味と目的を知ったのです。
知ったのに自分を殺すのですか?
殺しても殺しても、自分は殺せないのですよ!
そんな愚かなことをするあなたではないはずです。
どうか、目的意識を強く持って生きてください。どうしても気落ちしたら、「人生の応援歌」を見て自分を励ましてください。
ご健闘をお祈りします。
人生の応援歌を見たい人は、「人生の応援歌」のコーナーに進んでください。
本当の自分を詳しく知りたい方は、「本当の自分を知る手引書」のコーナーに進んでください。
自殺したいと思っている人へ送る手紙 -5- 自殺したいと思っている人へ送る手紙